今回は目の前にあるチャンスを逃さない「ノリのよさ」をご紹介します。
引用
「ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」
著者 堀江 貴文
出版社 ダイヤモンド社
出品日 2013年10月31日
分類 実用書
「どうしたらチャンスを掴めるのだろう」
「自分にはチャンスが巡ってこない」
この気持ちをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
そこでチャンスを掴みたいという方はこの書籍を一度手にとってみてください。
チャンスを逃さない秘訣がわかると思います。
著者について
実業家で元・株式会社ライブドア代表取締役CEO。
東京大学在学中の1996年、23歳のときにインターネット関連会社の有限会社オン・ザ・エッジ(後のライブドア)を起業。
2000年、東証マザーズ上場。
2004年から05年にかけて、近鉄バッファローズやニッポン放送の買収、衆議院選挙への立候補など世間を賑わせる行動で、一気に時代の寵児へ。
しかし、2006年1月、33歳の時に証券取引法違反で東京地検特捜部に逮捕され、懲役2年6ヶ月の実刑判決。
2011年6月に収監され、長野刑務所にて服役。
2013年11月10日に出所。
現在、民間でのロケット開発を行うSNS株式会社ファウンダー等、幅広く活動。
愛称はホリエモン。
チャンスは誰にでも平等に流れてくる
チャンスについて語るとき 、僕はよく昔話の 『桃太郎 』を例に挙げる 。川で洗濯をしていたおばあさんは 、大きな桃に飛びついた 。奇妙な桃だと怖がらず、洗濯中だと無視もせず 、とにもかくにも飛びついた 。鬼退治の物語は 、おばあさんが桃に飛びつくところからはじまるのだ 。そしてチャンスとは 、あらゆる人の前に流れてくる 。大きな桃じゃないかもしれない 。葉っぱ一枚のこともあるだろう 。それでも 、目の前に流れてきたチャンスに躊躇なく飛びつくことができるか 。そこが問題なのである 。
チャンスは誰にでも平等に流れてくる。
大きくないかもしれない。
小さいかもしれない。
不安や恐怖、無関心あるかもしれない。
でも、そこで躊躇なく踏み出せるかどうか。
ここが問題なのです。
挑戦を支える「ノリのよさ」
友達からヒッチハイクに誘われて 、やってみるのか 、断るか 。あるいは友達からおもしろそうなイベントに誘われて 、参加するのか 、しないのか 。
イベント会場で積極的に話をしようとするのか 、会場の隅で傍観者になるのか 。いずれもとるに足らない 、些細なことだ 。しかし僕は 、あらゆる人の一生とは 、こうした小さな選択の積み重ねによって決まってくるのだと思っている 。
友達からの誘いにのってみるのか、断るのか。
断るのは簡単かもしれない。
でもこうした小さな選択の積み重ねによって人生は決まると堀江貴文(ホリエモン)さんは語る。
私も自分自身を振り返った時、いろんな場面で断っていたなと思います。
今思うと非常にもったいなかったなと。
今の私は基本的に誘いを断ることはしないです。
なぜなら断ることでの機会損失を出すのはもったいないですし、自分に足りない自信をつけるための経験が必要だからです。
合理的判断での断りならいいと思います。
しかし、自分の消極性からの断りはダメですね。
チャンスを掴むためにも、経験をつむ意味でも今目の前にある誘いに乗ってみよう。
人としての「ノリのよさ」
大学時代の僕は 、ヒッチハイクの誘いに飛びついた 。別にヒッチハイクによって自分の性格を変えようとか 、殻を破ろうとか 、高尚な目的意識があったわけではない 。ただ 「おもしろそう ! 」と思い 、勢いにまかせて飛びついただけである 。そのチャレンジが自分を変えるきっかけになったのは 、ただの結果論だ 。僕はこの 「チャンスに飛びつく力 」のことを 、向上心とか目的意識とか 、そんな堅苦しい言葉で語りたくはない 。もっとシンプルな 、人としての 「ノリのよさ 」だと思っている 。フットワ ークの軽さ 、好奇心の強さ 、そしてリスクを承知で飛び込んでいける小さな勇気 。それらの総称が 「ノリのよさ 」だ 。
フットワークの軽さ、好奇心の強さ、そしてリスクを承知で飛び込んでいける勇気。それが人としての「ノリのよさ」です。
シンプルな言葉ではあるが、納得のいく言葉です。
私自身も20代ながら「起業」という行動を躊躇なく踏み出せたのは単純に「おもしろそう!」と感じ飛びついたからです。
信頼できるメンバーと仕事をし、成果を上げて成長していく。
何十年後にどういう結果になるかわからないですが
後悔しない行動をしていきたいと思います。
今は飲み会などイベントの誘いにはためらわず参加します。
なぜなら、何が起こるかわからないが面白そうですし、そこでの経験や出会いが後に自分を助ける気がするからです。
チャンスの見極め方
チャンスの見極め方がわからない ?
桃と葉っぱの見分けがつかない ?
僕に言わせると 、その発想がすでに 「ノリの悪さ 」を表している 。チャンスを見極める目なんて 、必要ないのだ 。少しでもおもしろいと思ったら 、躊躇せず飛び込む 。そうしないと 、せっかくやってきたチャンスは流れる桃のように過ぎ去ってしまう 。たとえばの話 、この本を読んで 「よし 、自分もヒッチハイクをやってみよう ! 」と思える人 、行動に移せる人は 、その後の人生でも多くのチャンスを掴むことができるだろう 。一方 、 「さすがにヒッチハイクなんて … … 」と思ってしまう人は 、目の前に流れるチャンスを掴めないまま 、凡庸な人生が待っているのかもしれない 。
チャンスを見極める目など不要なのです。
少しでもおもしろそうと思ったなら、躊躇せず飛び込む。
そうしないと流れてきたチャンスは流れていってしまう。
堀江貴文(ホリエモン)さんが語るように「ヒッチハイク」でなくてもいいと思います。
今まで断ったり、傍観していたことを一つチャレンジしてみる。誘いにのってみる。
この小さな一歩が次の誘いにのるきっかけになるだろうし、その小さな経験が自分の自信につながり、仕事も人生も成功することでしょう。
成功の前にチャレンジがある
小さな成功体験の前には 、小さなチャレンジがある 。そして小さなチャレンジとは 、 「ノリのよさ 」から生まれる 。
ノリの悪い人は 、人生の波にも乗れない 。もちろん血肉となるような経験も得られず 、自信にもつながっていかない 。シンプルに考えればいい 。すべては 「ノリのよさ 」からはじまるのだ 。
成功の前に必ずチャレンジがあります。
チャレンジしなければ成功もない。
シンプルに考えれば、成功するためにはチャレンジが必要なのです。
成功したいのであれば、フットワーク軽く「ノリよく」生きていくべきでしょう。
最後に
人としての「ノリのよさ」が等しく流れてくるチャンスを掴み、経験につながり、自信につながる。
そして最終的に成功につながる。
堀江貴文(ホリエモン)さんの語っていることはシンプルだか本質をついていると思う。
この書籍はほんと必読。
一歩を踏み出せず、現状維持の生活を続けていくと気づけば周りとの差を痛感することになるでしょう。
そうならないためにも人としての「ノリのよさ」を手に入れましょう。
以上、最後までお読み頂きありがとうございます。
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