今回は人生で危険を回避して身を守る4つの考え方をご紹介します。
街中でのトラブルや殺人事件は人間がいなくならない限り、無くならないでしょうから、自分や大切な人に危険が及ばないようにする以下の考え方を知るべきでしょう。
君子危うきに近寄らず
「君子危うきに近寄らず」とは、教養があり徳がある者は、自分の行動を慎むもので、危険なところには近づかないということ。
身を守るための大前提として、トラブルに見舞われないことが大切で、未然に回避するのが究極の護身術です。
自分一人であれば、危険が及んでも自分の責任でコトが済みますが、友人、恋人、家族、子供がいる場合にはなるべく事前に危険だと思われることから遠ざかるのが吉でしょう。
剣豪・塚原卜伝(つかはらぼくでん)が「君子危うきに近寄らず」を上手く体現した以下エピソードがあります。
塚原卜伝の弟子が道を歩いているときに馬の後ろを通り、馬に蹴られそうになったことがあります。
弟子は上手く身をかわしますが、塚原卜伝は「未熟者」と評し、免許皆伝を与えませんでした。
後日、塚原卜伝が道を歩いているときに弟子と同じように馬と遭遇することがありましたが、塚原卜伝は事前に馬を避け、遠く迂回して何事もなく通りすぎて行きました。
このようにトラブルが予見されるところには、近寄らず、回避するのがスマートでしょう。
非社会性人格障害者という危険な存在に気を付ける
この世の中には、社会の規範を破り、他人を欺いたり権利を侵害したり、また、人を傷つけたりするのに罪悪感を持たない障害をもった人がいます。
この障害を持つ人たちは、窃盗や非合法なこと、飲酒運転、速度超過など、逮捕される可能性のある行動を繰り返し、いらだたしく攻撃的な面があり、人を傷つけ、子供がいる場合は虐待や育児放棄をすることがあり、自分の利益のために人を欺いたり操作したり、何度も嘘をついたりします。
また、将来の計画を立てられず、衝動的な行動に出る傾向があり、深く考えずにすぐ決断し、その結果によって他人が傷つくことを自分ではなく、被害者の所為にし、自分の行動を償ったり、改めたりする発想を持たないので、自説に固執し、自信過剰な傾向があります。
知性が高く、口が達者で、専門用語や特殊用語を用いて自分を誇示する傾向があるため、表面上は魅力的に見えることがありますが、極端に無責任な傾向があり、十分な理由もなく職に就かなかったり、繰り返し仕事を休んだりし、借金や育児の放棄、浪費による家計破綻などもよく見られるようです。
見分け方がある訳ではないですが、上記の傾向があった場合、いくら魅力的に見えても付き合いには気をつけるべきで、簡単に信用すべきではないでしょう。
知っている人も危ない
「知らない人は危険」
学校や家庭で教えられる安全対策で多いのが上記ですが、知らない人間が誘拐事件の犯人なのは実はほんの一部で、大部分が毎日会う人間、家族や隣人、そして先生と言われています。
児童の誘拐事件の命を奪われる率は高く、最初の1時間で44%、3時間後は75%、24時間後にはほぼ全員です。
知っている人だからと安心していると、いつか事件に巻き込まれることになるかもしれません。
詩人W・Hオーデン曰く、「悪は常に平凡で人間的だ。我々と寝床と食卓を共にする」と。
困っている人を助けるのは……
スリや誘拐事件では困ったフリをして近づいてくるのが上等手段。
困っている人を助ける優しい心は賞賛されるべきことですが、今の世の中、自衛する意識も必要なのかもしれません。
最後に
今回は危険を回避して身を守る考え方をご紹介しました。
自分の身を守るためにも、大切な人を守るためにも上述の考え方を意識すべきでしょう。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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