今回は仕事に役立つ心理学をご紹介します。
これを知っておけば、仕事がはかどること間違いなし!
目次
頼みごとを聞いてもらう心理学
1ドア・イン・ザ・フェイス
これは、最初に現実的ではない大きな要求をして、それを相手に断られたら、要求するレベルを下げた妥協案を提示する方法です。
相手は思わず最初に提示された条件と比較してしまい「マシだ」と感じます。
2カサッチー効果
頼み事を引き受けてもらうやり方として「理由を伝える」というのも有効です。
これは「カサッチー効果」と呼ばれるもので、その理由がもっともらしいものでなく、ほとんど意味がない理由だったとしても、「理由」があるというだけで承諾してもらいやすくなります。
3イエスのメンタルセット
頼みごとをするときにいきなり大きな頼みごとをせずに、小さなことから積み重ねていけば、最終的には大きな頼みごとも引き受けてもらえる可能性が上がります。
これを「イエスのメンタルセット」といい、人は一度イエスをいってしまうと、続いてお願いをされた時にもイエスといいやすくなってしまう傾向があります。
ビジネス心理学
1ランチョンテクニック
交渉事などをスムーズに進める方法として「ランチョン・テクニック」があります。
これは食事をしながら交渉や商談をするというもので、だれかと一緒に食事をすると、相手との親近感が高まる効果と美味しい食事をとることで、幸せホルモンというセロトニンが分泌されるため、肯定的な反応を引き出しやすい効果があります。
政治家がよく料亭で話し合うのは秘匿性の高さだけでなく、この効果をを狙っているからなのです。
また外交では来賓のおもてなしに、晩餐会がつきものなのもこの効果があるからですし、ビジネスでも食事によって顧客と打ち解け合うのが目的です。
2片面提示・両面提示
説明をする時にメリットだけを強調するのを「片面提示」といい、メリットとデメリットの両方を伝えるのを「両面提示」といいます。
相手が対象について知識をあまり持っていな場合は片面提示が効果的です。
一般的には、両面提示のほうが相手から納得も信頼もしてもらえます。
3クライマックス法/アンチ・クライマックス法
相手に何かを説明したり、説得するときの話し方は2つに大別されます。
それは最後に結論をいう「クライマックス法」と結論を先に提示してから説明する「アンチ・クライマックス法」です。
「クライマックス法」は相手がその話題に強い興味を持っている場合に大きな説得力を持ちますが、そうでない場合には相手に飽きられてしまい、最後まで聞いてもらえない可能性が高いでしょう。
「アンチ・クライマックス法」は先に結論がくるので何を言いたいのか理解できますし、最初に提示する結論によっては相手を一気に引き込むことが出来るでしょう。
ビジネスの場では基本的に「アンチ・クライマックス法」の方が向いているでしょう。
なぜならビジネスの場では相手が興味を持っていな場合や時間がない場合が多いので先に結論をいうことで自分の主張を言うことができますし、その後の説明を理解してもらいやすくなります。
4接種理論
説得されにくくする方法として「接種理論」があります。
これはインフルエンザに用心して予防接種をするように人の心も自分が信じている物事に対してあまり強くない反論をされた時に、その反論を跳ね返そうとして、自分の意見をより強く主張するように出来ていて、反論を跳ね返すことが出来た時に信じる物事への確信はさらに強固になり、どんな反論にも揺るがなくなります。
まさに予防接種で抗体が出来て病気にかからなくなるシステムに似ております。
この理論を知ってればビジネスでのプレゼンや面接など、あらゆる交渉において自分の意見を守り抜くことが出来るでしょう。
まとめ
仕事に役立つ心理学をご紹介いたしましたが、是非、使ってみてください!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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